機能性食品
Functional foods
L-カルニチン
製品案内
Product Info
国内外の動向
欧米などでは
欧米などでは、医薬品としても活用されており、関連論文は多岐の疾病に渡ります。また、脂質をエネルギーに変える担い手としてのL-カルニチンの働きに着目し、ダイエット食品やアスリート食品、健康維持のためのサプリメントに、幅広く利用されています。また、赤ちゃんはL-カルニチンの生合成能の発達が不十分のため、乳児用食品、粉ミルクにも使用されています。
日本では
日本でも、長年医薬品として使用されてきましたが、2002年12月に「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」として食品での使用が認可され、食品用途で利用が可能になりました。ダイエット食品やアスリート食品、美容食品などのサプリメント、飲料、乳製品、粉末飲料など様々な形態の食品に使用されています。
ILS株式会社のL-カルニチン
ILS株式会社では、3種類のL-カルニチンを取り揃えており、用途に応じてご利用いただけます。
商品名 | L-カルニチン | L-カルニチンフマル酸塩 | L-カルニチンL-酒石酸塩 |
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主成分 | L-カルニチン | L-カルニチンフマル酸塩 | L-カルニチンL-酒石酸塩 |
L-カル二チン 含量 |
98.0~102.0% | 56.5~60.5% | 66.7~70.7% |
主な用途 | 飲料、液状品、 ゼリー品向け |
粉末、サプリメント向け | 粉末、サプリメント向け |
特徴 | 溶解性が高く、飲料・ゼリー・ゼリー飲料などに適しています。 | L-カルニチンの吸湿性の高さを改善したタイプであり、錠剤・カプセル・顆粒・粉末などに適しております。また、まろやかな酸味を有しており、ゼリーや飲料などにも活用して頂けます。 | L-カルニチンの吸湿性の高さを改善したタイプであり、錠剤・カプセル・粉末などに適しております。また、酒石酸はブドウ固有の有機酸として知られており、酸味をいかした商品作りや酸性タイプのゼリーや飲料などにも活用して頂けます。 |
商品画像 |
L-カルニチンの歴史
1905 | 肉エキスより発見(単離) <Gulewitchら,Kutscherら> |
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1927 | カルニチンの分子式を確立 <Krimbergら> |
1948 | チャイロゴミムシダマシの幼虫の成長因子発見(ビタミンBT) <Fraenkelら> |
1952 | カルニチンがビタミンBTと同一化学構造であることをFraenkelが立証 |
1955 | カルニチンが脂肪酸の酸化に重要な働きを持つことが分かる <Fritz> |
1962 | ミトコンドリアへ脂肪酸を運ぶことを解明 <Fritz and Yue> |
1996 | 伊藤ハム(株) L-カルニチン含有牛肉抽出物「カルニッチ」販売開始 |
2002 | 厚生労働省 「L-カルニチン」食品扱いに |
2003 | 伊藤ハム(株) 「L-カルニチン」販売開始 |
2003 | 伊藤ハム(株) 「L-カルニチンフマル酸塩」販売開始 |
2003 | 伊藤ライフサイエンス(株)設立により伊藤ハム(株)より事業継承 |
2008 | 伊藤ライフサイエンス(株)が大塚グループとなる |
2009 | 伊藤ライフサイエンス(株) が ILS(株)に社名変更 |
2011 | ILS(株)「L-カルニチンL-酒石酸塩」販売開始 |
2015 | ILS(株) 国産「L-カルニチン」、「L-カルニチンフマル酸塩」、「L-カルニチンL-酒石酸塩」、中国産「L-カルニチンフマル酸塩S」販売開始 |
2016 | ILS(株) 中国産「L-カルニチンS」、「L-カルニチンL-酒石酸塩S」販売開始 |